部下の気持ちが分からない時に上手く本音を引き出す方法

部下の気持ちが分からない時に上手く本音を引き出す方法

部下の気持ちが分からない。そういった時に上手に本音を引き出すためにはどうしたら良い?」

 

  • 「歳が離れているせいなのか、最近、部下が何を考えているのか、さっぱり不明」
  • 「意思疏通が図れていない」
  • 「ちゃんと本音を聞いて、お互いに損がないように仕事をすすめたい」

 

という悩みをお持ちの方へ、部下の本音を上手に引き出す方法について、まとめてみました。

大切なのは『相槌』と『頷き』

 

あなたは人と話している時、相手にされて嫌なことは何ですか?

 

  • 無視される
  • 反応が薄い
  • 興味がなさそう
  • 不快な顔をされる

 

など、思い浮かべるだけでも、色々あるとは思います。

 

一生懸命に部下に話をして、理解を求めようと頑張っているのに、反応がイマイチだと何だか気まずい感じになったりします。

 

でも、それとは逆に、部下が自分の話に頷いてくれたり相槌をうってくれたりしたら、何だか話しやすくなりますよね。

 

それと一緒で、部下が上司であるあなたに話をしてくれている時に、しっかり耳を傾け相槌や頷きで応えてあげる姿勢が大事になります。

 

部下が本音をしゃべりたくなる相槌とは

 

では、実際に、話をしている部下の気分をよくさせることができる相槌はどういったものなのか、代表的なものを挙げると、

 

@そうだね
Aなるほど
B確かに
C「ほう」・「へぇ〜」・「そうなんだ」
Dさすが
E視点が良いね

 

という相槌が、部下の話をより引き出す上手な相槌になります。

 

部下の扱いが上手な人はたいてい聞き上手です。

 

聞き上手な上司は、とにかく部下の話しに上手く乗り、それで気分が良くなった部下の本音を引き出しやすい。

 

建前ではなく本音が聞ければ、意思疏通がより図りやすいので、お互い仕事がしやすくなります。

 

 

@ABの「そうだね」・「なるほど」・「確かに」などの相槌は、

 

「私はあなたの考えに賛同しますよ、反対はしませんよ」

 

そういった意思表示でもあり、部下も反対していない相手であれば、より深く話ができます。

 

Cの「ほう」・「へぇ〜」・「そうなんだ」などの相槌は、

 

  • 「そういった考えもあるんだ」
  • 「発想が新しくて驚いた」
  • 「想定の範囲外だ」

 

という気持ちが隠れており、話しをしている方も、こういった相槌で興味を持ってくれているのが分かると嬉しいものです。

 

DEの「さすが」・「視点が良いね」などの相槌であれば、

 

  • 「よくできたね」
  • 「やるねぇ〜」
  • 「仕事ができるね」
  • 「発想が凄い」

 

なんていう風に、相手を賛美・褒める感じになるので、相手も褒められて悪い気はしません。

 

褒めると人はわりと饒舌になるものです(笑)

 

列挙した相槌はあくまでいっぱいある中の一例に過ぎません。

 

その場にあった返しができれば、部下とのコミュニケーションも図りやすくなりますよ。

 

聞き手たる上司が、話をしている部下の気分を良くするような相槌を打つことができれば、部下は、

 

  • 「この人は私の考えに賛同してくれている」
  • 「ちゃんと自分を理解してくれている」
  • 「安心して自分の思いをぶつけられる」

 

と、嬉しくなり、今まで以上に会話をしてくれるようになります。

 

相手の話しに頷く動作も大切

 

相槌と相性が良いのが『頷く』という仕草です。

 

相手の話しを頷きながら聞く

 

首を縦に振るだけの行為ですが、話し手にとっては、されて嬉しいものです。

 

話し手は、

 

  • 「この人はしっかり聞いてくれている」
  • 「私の話しに納得してくれている」

 

という風に気分を良くします。

 

なので、相槌と頷きは相性が良いので、ぜひセットで実践すべきだと思いますよ。

まとめ

@相槌を打って、相手を気分よくさせることが本音を引き出す近道
A相手の話に頷きながら聞く動作も聞き上手の証
B『相槌』と『頷き』をセットにすると相乗効果大

 

部下であれ上司であれ、やはり人と人です。

 

お互いに不信感や嫌な気まずさがあると、一緒に仕事をするのが苦痛になります

 

また、1回苦手だと思ったら、なかなか良い関係には修正しにくい。

 

なので、常日頃から、仕事でもプライベートな話でも何でも良いので、コミュニケーションをこまめに図って良い関係を築いておくことが大事です。

 

「長い会社人生。どうせなら苦痛ではなく、できるだけ面白おかしくやっていきたい」

 

昔から仕事が嫌いでしたが、10年ぐらい経って、今はそう思うようになりました。

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