好きでもない仕事を続ける意味があるのか?
- 「今の仕事に興味がなくて苦痛で仕方ない」
- 「本当にしたい仕事は別にある」
- 「自分の人生を振り返った時にこのまま今の仕事を続けて良いのか悩むことがある」
- 「続けるのもツラいけど、辞めて転職するのもリスクが高くて、身動きがとれない」
と、このまま今の仕事を定年まで続けるか悩んでいる方へ、好きでもない仕事を続ける意味があるのかについて、まとめてみました。
この問いに対する答えは皆おそらく違うし、仕事を辞めたいと思っている人が何歳なのか、独身なのか、家族はいるのかなど、置かれた状況にも影響を受けます。
それ故に、一様に語るには無理があります。
なので、ここでは私一個人としての意見を述べたいと思います。
まず、ちなみに、今から意見を述べようとしている私も好きでもない仕事を続けている人の1人です。
最初は好きな仕事に就職していました。
ですが、サービス残業だらけで仕事しているか寝ているかの人生に疑問を感じ、好きな仕事を捨てました。
そして今は、サービス残業がない従業員に優しい会社に就職しました。
休みはちゃんとあるし、給与も悪くないと思います。
ただ1つ違うのが、好きでもない仕事だということ。
贅沢な悩みなのかもしれませんが、このままで良いのかという葛藤は常にあります。
- 大変だから逃げた好きな仕事
- 安定を求めて何の思い入れもない仕事に就職
正しい判断だと思ってはいますが、どこか腑に落ちない、変な気持ちなのです。
これが今の自分。
そんな私が、『好きでもない仕事を続けるべきなのか』というお題について考えました。
@辞めない限りずっと葛藤し続けるという現実
- 「楽しくない」
- 「興味がない」
- 「毎日つまらないことにほとんどの時間を費やしている」
- 「こんな張りのない人生で良いのか」
正直、私がよく思うことです(笑)
一緒に働く人は面と向かっては言いませんが、比較的恵まれている方だと感じていて、そこにはそんなに悩みはありません。
でも、仕事内容にはあまりやりがいを感じにくいのです。
それが葛藤の原因。
こればかりは辞めないと治らない病気みたいなものです。
自分の生きる人生の時間は無限ではなく有限です。
しかも若いうちの今の時間は二度と戻りません。
定年してからでは遅いこともあります。
その限りのある時間を今の仕事に費やすのか?
皆そうだし、割り切れば良いので、大きな悩みとまではいきませんが、胸の中でチクチクするぐらいの悩みであるのも事実です。
なので、やっぱり辞めない限りずっとモヤモヤなのでしょう。
A辞めるなら支える人がいるかどうかも大事な判断材料
- 「もうこの歳では転職なんかできない」
- 「独身なら辞めて好きな仕事にチャレンジしていただろうけど、今はもう妻や子供がいるからそう簡単には辞められない」
- 「自分が辞めたら家族が間違いなく心配するし困窮する可能性もあるから大胆に辞めるなんてできない」
まさにこれが私の心情です。
この通りだと思います。
独身ならとっくに辞めています。
なぜなら、誰も困らないから。
誰かの生活を支えているからそう簡単には辞められない。
支えるものがあるから、好きでもない仕事でも頑張れる。
支えるためには安定した仕事が必要だから。
好き嫌いは二の次なのです。
そういった意味では、やはりまだ身動きがとりやすい独身時代にチャレンジすべきだと思います。
B経済的な自立がこの呪縛から解放してくれる
- 「スッキリするには辞めるしかない」
- 「でも、辞めたらお金に困るのは明白」
- 「なら、会社に頼らないで稼げるようになって、いつでも辞められる状態にすべきではないか?」
私はそう思うようになり始めました。
今の状態で、家族を支えられるこの安定した仕事を辞めるつもりはありません。
ただ、いつでも辞められるだけの稼ぎを会社以外から得られるようにしないといけない。
そう決心した私は、色々と調べ副業を始めました。
その副業も今では、会社がくれる給与の半分ぐらいをカバーできるぐらいの収入になっています。
「やって良かった」
私の素直な感想です。
別に収入があることで、好きでもない仕事の苦痛度合いが下がりました。
おそらくそれは余裕があるからだと思います。
(まだまだ足りませんが)経済的な自立があるからです。
その時、確信しました。
- 「モヤモヤを晴らすにはこれしかない」
- 「経済的な自立ができれば、辞めるという選択肢をいつでも選べるようになる」
- 「主導権を自分で握るんだ。会社が握るもんじゃない」
そう思いながら、真の自立に向け頑張っています。
まとめ
@心にあるそのモヤモヤは辞めない限り無くならない
A転職するには自分の置かれた状況が良くないと難しい
B経済的な自立が全てを解決してくれる
繰り返しになりますが、これはあくまで私の意見です。
なので、正しいかもしれないし、間違っているかもしれません。
でも、私はこの道を選びました。
今では感謝しています。
好きでもない仕事に就いたからこそ経済的な自立の必要性を感じることができ、実際にそれに向け着々とゴールが見えてきているから。
そういった意味で、好きでもない仕事を続ける意味や価値は、自分にはあると感じます。
奮起する原動力という意味ですが(笑)
何かのテレビで観ましたが、世の中の人で自分の好きな仕事に就けている人は約30%しかいないみたいです。
後の70%の人は、自分と同じ好きでもない仕事をしているのです。
この結果、あなたはどうみますか?
以上、私の感想でした。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
何か感じてもらえて、これからの変化の原動力になれば私も嬉しいです。
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