職場で人間関係が対立するのを防ぐ方法とは

職場で人間関係が対立するのを防ぐ方法とは

職場で人間関係が対立するのを防ぐ方法とは?」

 

  • 「私の会社はバラバラ」
  • 「仲が悪い人ばかりだからギクシャクする」
  • 「なんで言い争いばかりになるんだろう?」
  • 「どうしたら上手くやっていける?」

 

そうお悩みの方へ、職場で人間関係が対立するのを防ぐ方法について、個人的に思うところを述べたいと思います。

なぜ言い争いばかりになるのか?

 

やはり仕事ともなれば意見が合わないことも多々あります。

 

意見が合わなければ、それが悪い意味で発展して、言い争いになります。

 

言い争いから仲良くなれるケースはごく稀です。

 

たいがい、

 

  • 「アイツとはやっていけない」
  • 「一緒に仕事をしたくない」
  • 「顔も見たくない」

 

など、反発しあってしまうのが関の山です。

 

なぜ、こういった対立になるのかは明白だと思います。

 

それは、

 

人それぞれ考え方が違うから!!

 

これに尽きます。

 

皆が同じ考え方なら争いなんか生まれません。

 

考え方が多種多様だから、それだけ食い違いが生まれるのです。

 

なので、職場の人間関係が対立するのは当たり前の話なのです。

 

職場を離れプライベートであれば、ウマが合う好きな友人といれば良いだけですが、仕事となるとそうはいかないのがツラいところです。

 

 

対立を防ぐ方法はないのか?

 

私が思うに、正直なところ、対立をなくすのは不可能だと思っています。

 

大なり小なり、やはり争いは付き物

 

人と人だから、やっぱり合う合わないがあるから、完全に争いのない職場とは難しいと思う。

 

これはまさに社会の縮図みたいなもので、今世界に争いがないかというとそうではないですよね。

 

人類が歩んできた歴史を見れば、そのことは一目瞭然。2000年が過ぎたこの近代においても、いまだに争っています。

 

職場は世界の縮図、私はそう思います。

 

という風な前提はあるものの、何もせずに手をこまねいている訳にもいきません。

 

本音は置いといて、建設的な話をしなければなりません。

 

そう考えた時に、私が思う職場の人間関係を対立させないために必要なこととは、似たタイプの人同士をグループにし、タイプの違う人との組合せを極力避けることです。

 

組み合わせが悪いからケンカするのです。

 

だったら、その組み合わせをよくすれば良いのです。

 

その組み合わせをより良いものにするためには、どういったタイプの人なのか知る必要があります。

 

間違った認識をしてしまうと、とんでもない組合せをしてしまいます。

 

 

人はどういったタイプに分けられるのか?

 

@気が強い(ドS型) VS A気が弱い(ドM型)

 

まず、分かりやすいところだと、この2つの組合せはセーフです。

 

なんとかやっていけます(笑)

 

ただ、@の気が強い同士の組合せは一番ダメだと思います。

 

高い確率で反発しあいます。

 

ある程度意見が合っている時は良いですが、ひとたび食い違うと、もう収拾がつきません。

 

次に、

 

B直感ひらめき型(本能タイプ) VS C熟考理論重視型(沈着冷静タイプ)

 

この組合せもあまり上手くいっていないように思います。

 

ひらめきタイプの人は、理論タイプの人を、

 

  • 「頭が固い」
  • 「遅い」
  • 「面倒くさい」

 

と思いがちだし、

 

逆に、理論タイプの人から見れば、ひらめき型の人は、

 

  • 「テキトウなことを言っているだけ」
  • 「いい加減な奴」
  • 「何も考えていない」

 

なんて思いやすい。

 

なので、この組合せもなしだと思います。

 

ただ、お互いに気が強くないのであれば、相乗効果があって、むしろプラスに傾くこともあります

 

D結果のみを重視する人 VS Eプロセスや人間関係を重視する人

 

この2つの考え方もわりと合わないように感じます。

 

特に、敬遠されがちなのが結果重視型の人。

 

結果が全てなので、プロセスが雑になり、そのプロセスの間でだいぶ色んな人を敵にまわすことがしばしば

 

同じ結果重視型ならまだ何とかやれなくもないですが、プロセス重視の人とは、根本的に相容れません。

 

など、職場には色んなタイプの人がいるはずです。

 

もちろん、どのタイプにも長所と短所はあるし、そこに優劣なんかもありません。

 

ですが、やってはいけない組合せも必ずあります

 

それを把握することが大事になります。

 

 

似たタイプ同士を組むデメリットについて

 

前述したように、対立を防止するためには似たタイプ同士を極力ペアにした方が良いと言いましたが、それがまったくデメリットが無いわけではありません。

 

同じようなメンバーを揃えると、確かに争いはなくなりやすい。

 

ただ、新しい発想、イノベーションやら革新的なことは、同種からは生まれにくいのも事実

 

タイプの違う者同士が色々な意見をぶつけ合い、時には言い争いながら、その結果生まれるものなのです。

 

なので、実は、様々なタイプを揃えることも会社から見れば重要なことなのです。

 

争いをなくすのを優先するか、会社の成長を優先するか、視点が違えば導き出す答えが違うもの

 

実に難しい問題ですね。

まとめ

@人間関係の対立を完全に無くすのはそもそも難しいこと(歴史を見れば明白)
A対立が多いのは組合せが悪いから
B良い組合せを見いだすためには、その人のことをよく知る必要がある
Cぶつかり合うからこそ生まれる革新的なものもある

 

という風に私は思います。

 

また、その他にも大切だと感じるのが、

 

  • 余力・余裕
  • 報酬

 

といった類いのものです。

 

どんなに良い組合せにしても余裕がなければ、報酬が低ければ、人間関係はギクシャクします

 

その余裕をいかに作れるか、報酬をいかに満足のいくものにするかも、争いをなくすためには大切な要素の1つだと思いますよ。

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