ヒヤリハット活動がノルマ化し本来の目的からズレている件

ヒヤリハット活動がノルマ化し本来の目的からズレている件

ヒヤリハット活動はノルマ

ヒヤリハット活動の本来の目的と活性化するにはどうしたら良い?」

 

  • 「やる意味は分かるんだけど、ヒヤリハット事例を出せと言われる現状は何か疑問に感じる」
  • 「ノルマみたいにして、テキトウに件数だけをこなしても、何の意味もないと思う。」

 

そう感じている方へ、

 

ヒヤリハット活動がノルマ化し本来の目的からズレている件について、自分の会社を例にまとめてみました。


私の会社の話になりますが、ヒヤリハットの在り方について、思うところがあったので、会社であったアンケートで、ちょっと本音を言ってみました。

 

匿名でのアンケートだったので本音です(笑)

 

以下が、会社であったアンケートの詰問事項とそれに対する自分の回答になります↓↓↓

 

ヒヤリハット活動がもっと労災トラブルに役立つようにするにはどうするべきか?

 

【回答】
『ヒヤリハット』という言葉が使われ始めてから、一昔に比べると総じてヒヤリハットの意識は上がっていると感じる。

 

件数はともかく、質は上がってきており、何かあれば皆に周知するという意味合いが濃くなってきて良い方向になってきている。

 

本来、ヒヤリハット活動は『危ないなぁ〜』と感じたことを皆に周知するというのが目的のはず。

 

なので、月に何件出すべきみたいな流れが出来つつある今の課の風潮に疑問を覚えます。

 

また、活性化についてですが、やはり個人差はあれど人は忘れていく生き物です。

 

せっかく質の高いハットヒヤリも、提出したら二度と誰も見ないみたいな風化しやすい状況なのはシンプルにもったいないです。

 

後で過去履歴を見れば分かると言われればそれまでですが、ある程度強制力を持って、ハットヒヤリを振り返る会なるものを別途設けても良いのではないかと思う。

 

また、ある程度の娯楽性を持たせていかに頭に入れやすく、ずっと印象に残りやすい外部環境を提供するのも、ヒヤリハット活動の一環だと考えます。

まとめ

@ハットヒヤリ活動は、皆に自分が危険だと感じたことを周知するもの
A何件出したから良いとか、決して競うものではない
B出したら終わりではなく、過去のハットヒヤリを振り返ることも大事

 

以上が、私が会社のアンケートに答えた内容になります。

 

一時期、というか今もですが、ハットヒヤリ活動がなぜか件数を競うものと化していました

 

月に1件は出さないといけない

 

みたいな暗黙のルールがあります。

 

果たして、これってどうなんですかね?

 

目的がだんだんズレてきているように思います。

 

私は、ハットヒヤリを皆で共有すれば十分だと思います。

 

『個人の危ない』が『皆の危ない』になれば、もうそれはすでに目的を果たしたことになると思います。

 

それが変なノルマ化している現状に違和感を覚える今日この頃です。

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