部下に避けられる理由と対処法

部下に避けられる理由と対処法

部下に避けられる理由とその対処法とは?」

 

  • 「部下があまり積極的に話や相談をしにきたりしてくれない」
  • 「私が話をしに行っても、部下はいつも緊張した面持ちでいる」
  • 「如実に避けられていると感じる」
  • 「何が嫌なんだろう?」
  • 「避けてる理由が知りたい」

 

そうお考えの方へ、部下に避けられる理由と対処法について、ネットの意見をまとめてみました。

部下が上司を避ける理由

@恐いから

 

  • 「いつも部下にガミガミいっている上司は恐いオーラしか出ていないから近寄りがたい」
  • 「立場が上で怒ってばかりだと避けられるのは当たり前。逆の立場になって考えれば、そんなのすぐに分かると思うんだけど」
  • 「雰囲気が悪い、ガラが悪い上司は根本的に受け付けない」

 

など、やはり避ける理由は何と聞かれたら、圧倒的に多い回答が『恐いから』です。

 

まぁ〜ある程度予想通りな結果かと。

 

パッと自分の職場で置き換えた時、どういった人が部下に避けられているか振り返ると、やはり怒ったり、怒鳴ったりする人ばかりです。

 

もっと言えば、罵声・怒声を浴びせ、人を鬱にさせるような上司のことです。

 

そりゃ〜誰も近寄らない。

 

極力関わらずにやり過ごしたいと思うのが普通ですよね。

 

A絡むと面倒くさいから

 

  • 「相談しても、まったく良い案を提示してくれないし、むしろ悪化してしまいそうだから絡まないようにしている」
  • 「話が脱線してばかりだし、やたら無駄に長いから絡むのが疲れる」
  • 「面倒な投げ掛けばかりで、話しにいっても何のメリットも感じられないから」

 

なんていう意見もあります。

 

  • 絡んでも何のメリットがない
  • むしろデメリットの方が多い

 

そういった上司だと避けるに決まっていますよね。

 

この手の上司とは最小限の絡みにしようと、部下も考えています。

 

だって、何も良いことがないんだから。

 

B話すことがなく気まずいだけだから

 

  • 「話すことが無さすぎる」
  • 「会話が続かない」
  • 「そもそも合わない」
  • 「絡みにくい」
  • 「いじったり、つっこんだりできる上司ではない」
  • 「暗いから無理」

 

など、ウマが合わないとか話しに詰まるような上司だと部下は避けます。

 

  • 「できるだけ二人っきりになりたくない」
  • 「集団じゃないと話が続かない」
  • 「話を振るネタが思い浮かばない」

 

など、部下に苦手意識を持たれると中々その認識を覆すのは至難の技です。

 

 

部下に避けられないようにするための対処法

 

では、次に対処法についてですが、

 

対処法は避けられる理由がちゃんと分かっているなら、その逆を実践すれば良いです。

 

@怒らない

 

  • 「ほうれんそうがしやすいのは雰囲気が良い上司に限る」
  • 「悪い内容の報告でも、怒るのはさらっとで、一緒に再発防止の対策を考えてくれるようなタイプの人が上司であるべき」
  • 「怒られると分かって話しに行く人なんかいない。行かないといけないから、嫌々行っているだけ。」

 

など、怒らないキャラに変更するだけでも、部下の心象も良くなりやすいです。

 

しかも、上司として能力がピカイチなら、部下も話しやすくなったので、こぞって相談にくるようになります。

 

相談に乗ってもらいたいというイメージが付けば、自ずと避けられることもなくなります。

 

A優しく接する

 

  • 「言葉遣いが悪かったり、捨て台詞が多い上司は嫌」
  • 「気分を害さないよう、ある程度部下に気を使ってくれる人だと絡みやすい」
  • 「優しいと気軽に相談できる」

 

など、優しいというのは部下との距離を縮める上では大きな武器です。

 

もちろんあまり過度にやり過ぎると、部下に甘えが生じ、教育上良いのかという観点からだと、何とも言えないところはありますが。

 

それでも部下から避けられることはなくなるでしょう。

 

指導で怒る必要性については、中々一概には言えない難しい問題ですが、私は怒らずにいける指導を目指したいと思う。

 

ある程度自分で考えられる部下なら、さらっと指摘すれば、自分で解釈して上手くやってくれると信じています。

 

後は、部下のモチベーションをいかに下げずにやっていけるかということをケアするだけだと思う。

 

B何気ない会話で距離を縮める

 

  • 「仕事の会話しかないと、話が広がらない」
  • 「絡みにくい上司でも、たまにプライベートな会話があると、会話の糸口が増えて助かる」
  • 「普段の何気ない会話の量が、絡みやすいか絡みにくいかを分ける」

 

など、常日頃からいかに会話しているかが大事。

 

仕事の話だけだと関係が殺伐し、いざ何もない時に二人っきりになっても、まったく盛り上がらず、お互い無言になってしまいます。

 

よく横通しが大切なんて言いますが、それは普段いかに多くコミュニケーションをとっているかに大きく左右されます。

 

やたら部下を叱ってばかりで敬遠されている上司が、

 

「情報共有を図ることが大事」

 

みたいな発言をすることがありますが、

 

  • 「よく言えたものだ」
  • 「情報共有しにくい雰囲気を作っているのはお前だよ!」

 

なんて、ちょっと滑稽に思えたりします。

まとめ

@怒ると部下は離れていきやすい
A優しいと相談しやすい
B仕事以外の話をするのも大事

 

部下に避けられている上司は、やはりなぜそうなったかをよく考えるべきです。

 

  • 「付いてこない部下が悪い」
  • 「付いてくる部下だけ相手にしていれば良い」

 

なんて考えだと、そのうち皆から敬遠される孤立上司になるだけです。

 

孤立上司になってしまうと、いかに仕事のスキルが高くても誰も慕ってくれません。

 

部下も人です。

 

仕事のスキルが高ければ尊敬される訳ではありません。

 

それはただ凄いだけ。

 

尊敬や親しみは、人としての内面で判断します

 

内面で評価された上司は決して部下から避けられたりはしません

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